桜咲くブログ
お灸 Made in Japan (2014/07/03)
漢方は、江戸時代に国の医学として広く庶民の治療に役立てられるようになり、その役割が重要になりました。
漢方の一分野である灸は、治療家さんや、灸法に詳しい村のお年寄りの方などが患者に灸を据えただけではなく、ツボに印をつけて据え方も教えることにより、人々の間に自分で灸を据える習慣が広がったと言われています。
日本の歴史を通して灸の文化が育てられてきたと言えますね。
灸治療にはモグサというものを使います。
原料はヨモギからできているのです!!知ってました??
葉の裏の白い毛(毛絨)を集めたものがモグサになります。石臼や長通し、唐箕などを使い、10以上の工程を経て作られます。
江戸時代から続くこの上質のモグサはほとんど日本で作られており、新潟地方が中心で日本独特の灸の据え方と一体になって発展しました。
このモグサ作りは世界に誇れる技術と手法であるのです。
そのモグサが近年、アフリカで「お灸」として結核患者の命を救っています。
結核・薬剤耐性結核・HIV(AIDS)の複合感染の患者を助けるため、日本式の直接灸を投薬治療の補助治療として、また、薬品が得られない場所では代替医療として利用する可能性を研究しています。
その結果、排菌率の低下、免疫細胞の変化、QOLの向上、薬の副作用の低下が確認できています。
江戸時代からの医療が今まさにアフリカで行われているということは、本当に効くということを意味していますね(・o・)
現代社会で生き抜いていくには、ストレスを溜めず、溜まらない体作りを自分で作っていくことが大事です。
定期的に体のメンテナンスを行っていくことが大事ですよ!
日本のお灸が世界を変える!!
鍼灸師としても心強いです。
お灸に興味がございましたら、ご相談ください(^O^)
小峰?
2014年7月3日 6:44 PM | カテゴリー: 桜咲くブログ